2010/01/30

# 0005 ユカタハタ

【俗 名】 ユカタハタ
【学 名】 Cephalopholis miniata
【分 類】 スズキ目ハタ科
【体 長】 30~40cmくらい
【撮 影】 East of Edenの根、 -23メートルくらい

我が世の春とばかりに回転寿司並みに回ってくるスカテンを喰らう喰らう。
自分の根だとばかりにソフトコーラルをかわしながら。

シミランのユカタハタは丸々と太っている。ワイドの写真には必ず写り込んでくる。
今回、仕立てた浴衣の柄は美しいだろうと云わんばかりだww

これだけ赤色が発色しても水中では保護色として機能するそうだ。
赤色は水にあっという間に吸い込まれる。周りのソフトコーラルに
紛れればイソマグロのスピードなんかも平気だろう。

美しい魚です。まあ気が効かんけど、こんな感じで↓www

# 0004 キンギョハナダイ

【俗 名】 キンギョハナダイ
【学 名】 Pseudanthias squamipinnis
【分 類】 スズキ目ハタ科
【体 長】 05~08cm
【撮 影】 East of Eden -06m

キンギョハナダイ、青いアイラインには相変わらず弱いな、俺。
ところでジェシカ・アルバなんまらめんこい。アジア以外の女性ではピカ一。賛同者多そう。

# 0001 コラーレバタフライフィッシュ

【俗 名】 コラーレバタフライフィッシュ
【学 名】 Chaetodon collare
【分 類】 スズキ目 チョウチョウウオ科
【体 長】 10~22cm
【撮 影】 East of Eden -10m

アンダマン海を代表するチョウチョウウオ。
ナミチョウチョウウオやツキチョウチョウウオとの学名争奪戦があったらしいが
ラテン語で首輪の意のcollareはこれらに冠された。

水中では珍しいグリーンとレッドの体色。ナイトの際には薄いクリーム色が入り
非常に目立つ。シミラン海域ではペアでいることが多いが、今シーズンは
"East of Eden"や"Raja Noi North Point"などで玉になっているところを確認。

タイシルクを思わせる美しさはユウゼンと双璧と云ったところか。

2010/01/29

なぜ人を殺してはいけないのか?


私は自分の史観とか人生観って音楽を通して構築してきたと思ってるのね(脆いが)。
構築のための語彙や論法は父から授かったと感謝している。

もちろん、故清志郎氏やジョン・レノン、ボブ・マーリーの詩の中から
学んだものもあるし、曲調から感じ取った(と錯覚した)感情もある。

濫用される「グルーブ」って音楽用語があってさ、ソウルやファンクによく当てはめられる言葉なんだけど、例えば”Sly & The Family Stone”や”Graham Central Station”は
GROOVEってフォルダを作ってそこにツッコミたい、私は。


どういう意味?辞書によると「溝」という和訳を充てられる。
「グルーブ」って言葉を俺なりに定義してみるね。
「グルーブ」ってのは溝。レコードの溝。音楽の溝。と仮定。

では音楽の溝って何だ?
バンドにはドラムがいてリズムを刻む。
人間だからメトロノームとはコンマ何秒か、ズレる、ズラす。

メトロノームと重なるリズムをジャストって呼んでんだけど、コンピュータで創った初期の音楽なんかそうだね。
最近は微妙にジャストからズラしてグルーヴ感を表現するソフトなんかもあるらしいね、おそるべしコンピュータ。

その上にリズムと流れを担当するベースが乗っかる。
これも人間だからジャストより微妙に速かったり、遅かったりする。
意識的にズラしてドライヴ感や「ため」をつくったりもする。

そこにウワモノ(ギターやら歌やらラッパやラッパーやら)がのっかる。

この各自のほんのコンマ何秒のズレが全体音にウネリを与えて、その場の空気を
震わせる瞬間があるんだ。スタジオ内の空気が一気に横に揺れる。

リズム、ハーモニクス、音の波が急に分厚くなる。

私は3人バンドだったから、それが来た瞬間、他の二人と目が合うんだ。
んでニヤッとすんの。きたねぇ、みたいな。それが溝に落ちた瞬間。

そこからは緊張感。その溝にハマッた途端、バンドの音が気持ち良くて抜けられなくなってしまう。Eの即興で始まった曲が一時間も続くこともある。うねるうねる。

私は、いつからか「グルーブ」って言葉で世界を考えるようになった。
地球は、大地と海のリズム(きっと海流や波や潮汐や)で刻まれていて
そこにはとびきりCPUの速い人がいてHDDをヒュンヒュン回してたり
様々な肌の色や目の色や文化の人を大切に生きる人がいたり
体のどこかが不自由な人、心が自由じゃない人、お年寄りや、それに子供という名前の未来がいてみんなジャストじゃない独自の個性というリズムで生きているんじゃないのかな。

みんなで地球を「グルーブ」させてる。

私自身もおのれというアベレージイエローな立場でジャストから微妙に(かなり?)
ズレてステップする楽器のいっこだ。

心臓もリズムを打ってないと死んじゃうしね。関係ないか。

個人のリズムは「グルーブ」を構築する原点。
だから簡単に自分を殺したり他人を殺したりしたらいけないね。
世界の「グルーブ」に歪みがくる。

「グルーブ」の中はそこにずっといても不自由じゃない。不協和音だって和音なんだし。
「グルーブ」は全て飲み込んで私も飲み込んで「グルーブ」なんだもの。

'98年に"なぜ人を殺してはいけないのか?"というテーマについて、子供に返答できない
大人が晒された。んじゃあ自分はどう答えるんだろう、と思い書き連ねた文章です。

もちろん、これが正解だとも思っていません。

2010/01/24

見分けてくださいな。




Similan Is.のNo.1、No.2、はただいまカメの産卵と珊瑚の休憩のため
ダイビングすることを許されていない。

そのせいかこの諸島界隈のウミガメはほぼ人を恐れない。
たとえばカタビーチのフグは人の気配がするや逃げ出していく。

雑食とされ、クラゲや、それに良く似たスーパーの袋などが
胃袋から見つかることがある。

Similan Is.No.9のノースポイント(ロッキーポイント)と呼ばれるダイブサイト。
ここでは見ていると珊瑚につく緑の藻を好んで搾餌しているようだ。

無心で食する彼らを囲むダイバーを気にする様子もない。
朝一などは、まだうすボンヤリ寝た頭で泳ぐ姿も覚束無い。

カメの見分け方はあんまり簡単ではないので
ランゲルハンス島の海
のすばらしい解説にお任せしたいと思います。

2010/01/17

# 0002 ファントム・バナー・フィッシュ


【俗 名】 ファントムバナーフィッシュ
【学 名】 Heniochus pleurotaenia
【分 類】 スズキ目 チョウチョウウオ科
【体 長】 10~18cm
【撮 影】 Jet Ski  -07m

眼の上から伸びるまつ毛のようなツノから
ツノハタタテダイと呼ばれるお魚のインディアンオーシャン版。
すぐに隠れてしまうシャイなハートと模様の濃薄が
存在感薄いみたいな訳で、タイトルの名前がついた。らしい。

クリックリの目と少し暗くなってから、這い出してきては、おちょぼ口で
ポリプを無心につつく。びっくりしたらすぐ引っ込む。
ドキドキした上目遣いで、こっちを伺いながらサンゴを縫う様はまるで
フレンチポップでも口ずさんでいるように、僕には見えるんだけどなあ。

タテキンがいじわるに見えるのは俺のビデオの腕のせいですwww

2010/01/16

返歌


誰も疑いたくない 誰も信じたくない
自分の眼だけを 自分の根だけを

さっき沈んだ太陽なんて
紅い雲を残すだけで

照らされて反射した月明かりだけで
前に進もうとかこわいだけで

君は何を望むの
僕は何に臨むの

誰を傷つけるの
傷つけなくて済むの

さっき沈んだ太陽なんて
もう形をかえて忘れるくらい

海に接して形を変えて
いつか見たダイヤモンドリング

僕はどこに向かうの
君はどこで待ってるの

ミルククラウンは
ミルクティーの味


空に還る水はやがて
雲になって
天国につく前に
雨になった

テレビドラマみたいに読める結末
そんな路線乗れば少しは楽になるのかな

テレビドラマみたいに共有する結末
そんな退屈慣れてしまえば少しは楽かな

2分で書いた。

2010/01/14

水中からの空



日常、非日常を行ったり来たりしながら暮らしていると、悪い考えに付き纏われたり
いい気になってたりする自分がいたりして。
スクーバダイビング、一番好きなことではないのに職業にしている自分がいて。
海の中で自分の呼吸音を聞いて、嗚呼、と水中に依存している自分に気が付いて。
この景色を見るために、いろいろなものを、また、置き去りにしたなあって。

だぁけど!!もう止めらんね。
ので、俺以外の人、全員ごめんなさい。これしか心穏やかに生きる術はないのです。


と、ジャックマイヨールさんも云ってますwまずは自分の幸せ。余裕ができたら傍の幸せ。
それで充分。そのためには健康第一だな。体が資本だもんな。


'68年製のエル・カミーノ。ボロボロのでいいから、後ろにタンク積んで(錆びるっつの)ビョンビョン跳ねながら(器材壊れるから)ダイビング行けたら、とりあえず夢と妄想のコラボレーションだな。

# 0003 イトウオニヒラアジ

【俗 名】 イトウオニヒラアジ
【学 名】 Caranx_heberii
【分 類】 スズキ目アジ科ギンガメアジ属
【体 長】 35~40cm
【撮 影】 リチェリューロック -18m

2005年あたり、プーケットの近海の沈船『キングクルーザー』で見慣れないアジを見た。
近似種のギンガメアジとホースアイジャック、オニヒラアジを足して3で割ったような魚。

2009年12月から2010年にかけてシミランはリチェリューロックで、また、同じ魚種を確認。
興味で教えを請うたり検索したところ、イトウオニヒラアジという和名が2007年についたものと判明。
85cmはヤバいよなあ。85cmのアジが隊列なして走ってきたら、俺は速攻で逃げるねw

以下、詳細。

これまで西太平洋域において南半球のみから報告されていたが、鹿児島県さつま市笠沙町沖から2個体が採集された。これら2標本は北半球からの本種の初記録となった。本種はオニヒラアジと形態的に似ていること、および採集者の伊東正英氏にもとづき、イトウオニヒラアジと名づけられた。本種は成長すると全長85cmに達するが、鹿児島県で採集された個体は全長30cm以下の若魚であった。

とのこと。

2010/01/13

俄然依然修行の身


我のガイディング。

お客様のお好みに合わせたい。のだけど。
フォト派も1チームにフィッシュアイとクローズアップレンズが混在する混み込みの時期。
海ウチワを指でフレーミングしながら、ドラゴネットを指示棒で差してみたり。

にしても、泳ぎは異常にゆっくり(当人比)。
んでもって外してしまいました。ラチャノイのマンタ。
だってー、ファラン(ヨーロピアン)めっちゃアゲインストで泳いでくんだもん。

上がってきた女性ダイブマスターが興奮して、マンタ見たか?マンタ見たか?
って訊くのだけど、自分のチームのお客様まで見れず、本人だけ見たらしい・・・

んじゃあ心の中に秘めといてくれよっ!!

って心の中に秘めました。

とりあえず外すとだいぶアト引くよね。
大型イソマグロ、3分はじっと撮影させてくれたオニカマス。
安全停止を一緒にしてくれたアオウミガメ。深場のレオパード。
アンダマンの固有種たち。

点と点で移動するダイビングもときには必要なのですね。
Aメロ、Bメロ、サビ、アフターアワーズ。
流れ&潮の当たりだけに固執していたような気がしてきた。

よーし、もっと手持ちのカード増やさなくっちゃ。

2010/01/10

そりゃねえよ。


シミランをさらに北上し、石灰岩でできたボンと云う島。
ウエストリッジはマンタで有名なポイントだけれども
枝サンゴに舞い踊る種類も豊富なスズメダイ群は圧巻。

かつてダイナマイト漁で開けられた穴も、ツナミに耐えた枝も
テリトリーを我が春とばかりに広げ、たくさんの魚たちの隠れ家に
なっている。

ダイビングの巧い下手とか、中性浮力とか、そんな問題じゃなく
枝サンゴの上に寝そべって、タカアシガニみたいなカメラにフィッシュで
押えようとする写真。そんな写真、きれいな訳がない。

心が入っていないもの。

人間の尺度は関係ない自然界の営み。
水中にカメラを持って入るのは私も楽しいけどエゴは置いていきたいと
自分に言い聞かせています。