2010/02/05

# 0006 セバエアネモネフィッシュ

【俗 名】 セバエアネモネフィッシュ
【学 名】 Amphiprion sebae
【分 類】 スズキ目スズメダイ科
【体 長】 4cm
【撮 影】 カタビーチ -5m

クマノミは好きですか?このアンダマン海では5種類のクマノミが観察できる。
一般的なクマノミ、ニモで名高いカクレクマノミ(亜種かも)、セジロの代替種のスカンククマノミ、トマトみたいなレッドサドルバッグクマノミ。

そして沖縄などで人気のトウアカクマノミのインド洋代替種、セバエアネモネフィッシュ。
代替種なので好む環境がよく似る。砂地にぽつんと街道沿いの宿場のようにあるハタゴイソギンチャク。

イソギンチャクとの共生関係については後に触れることとして。
とにかくセバエは気が強い。平気でイソギンチャクを離れ、半径7mくらいまで行くと突進してくる。
パージボタンが作動するくらいの勢いだ。顔の周りを歯をカチカチ、イワしながら泳ぎまくる。

テリトリーに入るモノには容赦しない。数少ない住処を渡すわけにはいかん、とばかりだ。

産卵が近くなると、どこからか卵を産み付けるための産卵床を準備する。
貝殻だったり、石ころだったり、サンゴのガレだったり。津波の後には人間の生活廃棄物だったりした。

オスがきれいに産卵床を掃除する。メスは満足気に卵を産み付けていく。

満月から数日間の日没から2時間後、その厳かなハッチアウトショーが始まる。
親は口で何か卵に話しかけるようにして、それから胸びれで水を送って旅立ちを促す。

最初の一匹、そして一匹と続いて卵を破り水面の潮流を目指し幼魚たちは大海を漂い出す。
何パーセントが生き残るだろう。食われないでイソギンチャクに辿り着いたものだけが命を継ぐ。

がんばれ。